マット調の上質な化粧箱を作りたいお客様へ

マット調の上質な化粧箱を作りたいお客様へ

埼玉県越谷市の地域密着パッケージ製造会社、(株)藤田です。
近頃、マット調にモノトーンなデザイン+ワンポイントに箔押しがキラリ。といった上質な雰囲気のパッケージをよく目にします。
実はこのデザイン、高級そうに見えますが…実際は印刷の色数も少なく高コスパな優秀デザインなんです。自社の製品も、こんなデザインで展開しようかな?とお考えのご担当者様!一口にマット加工といっても様々な種類があります!
本記事ではマット加工の種類と注意点に関してご紹介いたします。お金をかけてできあがった箱が「こんなはずでは…」とならないように、是非ご一読ください。


マット加工の種類

マットな艶消しの見た目に仕上がる加工は、よく使われるもので5種類あります。
価格順に「マットニス」→「マットビニール」→「マットPP」→「Jスクラッチ」→「ベルベットマットPP」です。※数量によって価格が逆転する場合もあります。
加工の仕上がりに関してですが、まずマットPPはキズが付くので弊社では余りおススメしておりません。理由は、表面加工後の紙積みや抜き~貼り~むしり~輸送…と、お客様のもとにお届けするまでに表面に傷がついてしまうからです。
次に、マットニスとマットビニールはマット感が薄いためあまりおすすめしておりません。仕上がりを見てあれ?これでマットなの?なんだかお金をかけたのに、あんまりマット感が出なかったな~…となることがあります。(優しいマット感でOkな場合は是非ご利用ください)


弊社おススメのマット加工は…

弊社ではマット感も十分でキズが付かない、Jスクラッチをお勧めしております。Jスクラッチ加工なら、製造過程ではもちろん、店頭に並んでからもキズが付きません。
せっかく高級感のある箱をデザインしても、店頭でお客様の爪が当たったり、ちょっと落下しただけで表面に傷がつていては、汚くなってしまってみすぼらしくて台無しです。(箱が汚いと、売れ残ってずっと置いてある商品なのかと思って購入をためらうこともありますよね…)
画像向かって左はニス加工で光沢があるのに対し、右がJスクラッチのマット加工で光を反射しません。


ベルベットマットPPは、まるでベルベットの布張りの用な上質で重厚感のある仕上りになります。ジェースクラッチより値が張りますので、真っ先におススメするようなものでははありませんが、店頭で手に取ったら魅了されてしまうこと間違いなしの加工です。高級感が出ます。ご予算に余裕のある場合はご一考ください。
マットPP加工の傷にお悩みの皆様は是非藤田にお問い合わせください。マット加工にプラスすると効果的な加工も、ご予算に応じてご案内いたします。表面加工を正しく選択して、他社製品と差をつけましょう。

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